日々商品の値上げが起こる今の時代では、貯金をしたいと思っても中々お金が貯まっていかないのが現状です。貯金をするには収入を増やすか、節約をして支出を減らすことが重要になってきますが、今日から取り組めることとしては節約が一番です。
100円や500円といった小さな金額でも毎日積み重ねることで、大きな節約効果を得ることができます。そこで今回は私が実践した中でも、500円以下から100万円以上までの節約効果の大きい節約術について金額別にまとめました。
この記事を読むことで、日常生活における小さな金額から大きな金額までの節約術を網羅的に学ぶことができます。金額別にまとめたので、自分の目的に応じた節約方法を選択して実践してみてください。実践がしやすい方法や、何度も使えるお得なアイデアも多数掲載しているので、より効果的な節約術を実践したい方にとって非常に役立つ情報となります。
金額別節約の効果(500円以下)
1回500円程度の節約でも、1ヶ月毎日続けることができれば月15,000円の節約になります。小さなお金をちゃんと大事にできる方は必ずお金が貯まるようになるため、小学だからと馬鹿にせず積み重ねていってください。
エアコンの室内温度を調整する(500円/月)
料金体系にもよりますが、室温を1℃変えるだけでエアコンの電気代が10%変わると言われています。冬は暖房、夏は冷房でエネルギー代が高くなる傾向がありますので、室内温度を調整し電気やガスの使用量を減らすことで、光熱費を節約することができます。
銀行口座を見直す(500円/月)
毎回お金をおろすために、ATMに並んで手数料まで払うのってとっても無駄ですよね。
ネット銀行を利用するなど銀行口座の種類やサービスを見直すことで、手数料を減らすことができます。また、給与振り込みでポイント還元したり、キャッシュバックキャンペーンなどのサービスを上手に利用することで、節約効果を高めることができます。
金額別節約の効果(1,000円以下)
もしも月1,000円程度の節約効果が見込める場合、1年では10,000円以上の節約が可能です。10,000円と聞くとかなり大きな金額になってきたように聞こえてきますが、突然10,000円が節約できたのではなく、日々の努力の積み重ねが結果につながっていくのです。
クレジットカードを利用する(1,000円/月)
現金ではなくクレジットカードならば、支払い金額に対して0.5%〜1%程度のポイントが付与されます。たとえば日々のお買い物をクレジットカード払いにするだけで、生活費がまとめて月15万円の方であれば1,500ポイントが付与され、ほぼ現金と同様の価値として使用することができます。
先程のクレジットカード支払いと家計簿アプリを組み合わせると、家計管理をするのも手軽になります。
ネット通販を利用する(1,000円/月)
ネット通販の場合、「送料が高そう」や「商品が割高」というイメージもありますが、ネットスーパーなどの場合は意外とそんなに変わりありません。自分の労働もタダではないので、減らせる時間があるならば時間も節約していきましょう。
たとえば時給を1,000円と仮定した場合、買い物での移動を往復30分*月4回行うと2,000円分の効果があることになります。また、キャンペーンやクーポンを利用することで、より安く商品を購入することができます。その時間を子供のために使ってあげられることができたら、きっとそれ以上の価値があるでしょう。
金額別節約の効果(5,000円以下)
この辺りからは、本気で節約をするのであれば是非やっていただきたい節約になります。月5,000円の節約効果が見込めると、スマホ代が丸々浮くためもうスマホ料金に悩むことはありません。
水筒を持参する(3,000円/月)
毎日仕事で缶コーヒーを買っってしまう、休憩時についついコンビニでペットボトルを買ってしまうという方、150円のペットボトルを平日の20日間購入すると月3,000円の出費になります。
家からコーヒーやお茶を持参するだけでも、1回あたりの値段は数十円にまで抑えることができます。水筒を購入しても1ヶ月で元が取れますので、お気に入りの水筒を使用して気分も上げちゃいましょう。
自炊をする(5,000円/月)
今どき外でランチを食べる場合は1,000円程度してしまうお店が当たり前です。しかし、コンビニ弁当や外食に比べて、自炊することは非常に経済的です。毎日コンビニでランチを買う代わりに、自宅で昨日の夕飯の残りを詰めてお弁当を作って持参することで、一食あたり500円以下で抑えることができます。
食材の無駄を減らす(3,000円/年)
自炊をすることに関連しますが、日本で出る食品ロスは年間一人当たり1,000円以上あるみたいです。我が家のように3人家族であれば3,000円以上毎年無駄にしているということですよね。
食材の無駄を減らすことで、食費は節約することができます。賞味期限が近いものは先に使う、購入した食材は食べきる、保存方法に気をつけることで、食材の無駄を減らすことができます。
通信費を見直す(5,000円/月)
格安SIMという言葉が大分定着してきたのではないかと思いますが、もし今でも一人で月5,000円以上の通信費を払っているのであれば、一度見直しをした方が良いかもしれません。
携帯電話やインターネットの料金は見直しを行うことで、通信費を削減することができます。自分に必要なサービスだけを契約することで、無駄な費用を減らすことができます。
金額別節約の効果(10,000円以下)
月10,000円の節約は万人におすすめする是非やっていただきたい節約になります。一人暮らしであればひとつでも達成できたらもう光熱費は払わなくて良いのと同じです。
家計簿をつける(10,000円/月)
家計簿をつけるという行為、それ単体では効果を発揮することが難しいですが、家計簿をつけることで節約の意識が働き、複合的に節約効果が見込めます。家計簿をつけることでどのような支出が多いかを把握できます。そして、どこで支出を削減できるかを知ることができるため、家計を効果的に管理できます。
保険を見直す(10,000円/月)
保険が不要だとは思いませんが、働けなくなった翌日からすぐお金で困るような生活をしていないのであれば、その保険料分を貯蓄に回した方が合理的という考えは一理あると考えています。
日本は公的保険が優れているものの、正しく理解されずに民間保険に入り過ぎる方は多いのではないでしょうか。私も昔は貯金になるからとすすめられて、貯蓄型保険に加入して月15,000円以上の支払いをしていたことがあります。ただ、現在は見直しをして3,000円程度の掛け捨て保険に変更をしました。
家具をリサイクルする(10,000円/月)
引越しをした際など、家具は新しい物を購入したい気持ちになってしまいがちですが、家具は金額が大きいため節約の効果も大きくなりがちです。中古品でもメンテナンスされている物であれば通常通り使用できますし、型落ち品であれば機能はほとんど変わらなくても何割か安い価格で購入することができます。
反対に処分したいと考えた際にも、自分にとっては不要な物でも、それを欲しいという方はいるので、処分するために費用を払うどころか、少額ですが売れて収入になったりします。新しい家具を買う前に、不要になった家具をリサイクルすることで、コストを抑えることができます。
金額別節約の効果(50,000円以下)
月50,000円の節約ができれば、きっと生活が楽になったと実感できるでしょう。毎月節約ができて貯金ができている実感が沸くため、節約生活が楽しいと思えてきます。
自動車を売却する(30,000円/月)
自動車を維持するには多くの費用がかかります。項目を挙げるだけでも、税金、保険料、車検代、メンテナンス費用、ガソリン代、駐車場代などがあります。全てを合わせると月に30,000円以上の費用がかかってしまうので、車以外の移動手段が代替できるのであれば、車は持たないに越したことはありません。
自動車は維持費が高いため、必要のない場合は売却することを検討しましょう。自動車の売却によって、これらの費用を減らすことができます。
旅行の予算を抑える(30,000円/年)
旅行に限らず、節約をしているからといって趣味を楽しんだり娯楽をしてはいけないということはありません。
旅行は高額な支出の一つですが、事前に予約をする早割、平日に宿泊をする平日割などで宿泊料金が半額程度になるなんてことはよくあります。事前に計画することで予算を抑えることができますので、早期予約や格安航空券の利用などを利用して気兼ねなく旅行を楽しんでください。
金額別節約の効果(100,000円以下)
ここからは上級者向けにはなります。手間はかかりますが見込める効果も大きいためちょっと面倒だなと感じても是非挑戦してみてください。
住宅ローンを見直す(100,000円/年)
住宅ローンは、金利や銀行の見直しを行うことで住宅ローン残高を減らせる可能性があります。住宅ローン残高が減ることで返済期間を短くすることができますので、不要な金利を払う必要がなくなり総返済額を抑えることができます。
金額別節約の効果(500,000円以下)
中古車を購入する(500,000円/台)
移動手段として車が必要なだけであれば、必ずしも新車である必要性はありません。新車よりも中古車を購入することで、購入費用を抑えることができます。また、車検や自動車税の支払いも安く済みます。
金額別節約の効果(1,000,000円以上)
投資をする
投資にはリスクが伴いますが、適切な投資先を選ぶことで、将来的に資産を増やせる可能性が高まります。できるだけ早い段階から少額でも問題ありませんので、株式投資や不動産投資など、自分に合った投資方法を選ぶことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。節約効果の大きい取り組みについて、金額別に1日数円程度の小さな節約から、将来数百万円の差が現れる節約術をまとめて紹介しました。まだまだあると思いますが、一例としては以下のようなものがあります。
- 金額別節約の効果(500円以下)
エアコンの室内温度を調整する、銀行口座を見直す - 金額別節約の効果(1,000円以下)
クレジットカードを利用する、ネット通販を利用する - 金額別節約の効果(5,000円以下)
水筒を持参する、自炊をする、食材の無駄を減らす、通信費を見直す - 金額別節約の効果(10,000円以下)
家計簿をつける、保険を見直す、家具をリサイクルする - 金額別節約の効果(50,000円以下)
自動車を売却する、旅行の予算を抑える - 金額別節約の効果(100,000円以下)
住宅ローンを見直す - 金額別節約の効果(500,000円以下)
中古車を購入する - 金額別節約の効果(1,000,000円以上)
投資をする
もちろんそもそもご自身にとって不要なものを新たに購入する必要はありませんので、ただの消費になるか節約になるかの見極めにはお気をつけください。支出を減らすには買わないことが一番の節約になります。
全て取り組めたらそれはそれで素晴らしいですが、全て網羅しようとするのではなく、自分のライフスタイルや予算に合わせて、適切な方法を選び、賢くお金を使いましょう。
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