「子どもが産まれると物が増えてストレスが溜まる!」という方いらっしゃいますよね?欲しいものは買ってあげたいけど、もう要らないからと勝手に捨てたらいけないし、小さな子どもに関する物は増えていく一方です。そのため、子育て中の収納術は親にとっては重要な問題です。
子どもがいても家の中は整理整頓したいものです。子どものおもちゃや洋服、書籍など、必要なものだけを持ち、かつスッキリとした空間を保つために、どのような収納術があるのでしょうか。今回は我が家でも実践する、子持ちでもできるミニマリストな生活を紹介します。
この記事を読むことで、子育て中でも家族がスッキリとした空間を保ちながら、必要なものだけを持ち、子どもたちが自分で片付けられるような収納術を学ぶことができます。また、洋服やおもちゃの選び方についても解説しているため、ミニマリストライフを始めたい人にも参考になるでしょう。
はじめに
ミニマリストとは?
ミニマリストとは、モノを最小限に抑えることで、シンプルで自由なライフスタイルを実現する人のことです。物欲を抑え、自分にとって本当に必要なモノだけを所有することで、物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさや自由な時間を重視するライフスタイルを実践しています。
よく「ミニマリストは物欲を我慢している」と勘違いされがちですが、「物欲を我慢している」というよりは、余分な物を手放すことで「物に執着しない」と言った方が近いです。よりシンプルに生きることで豊かな人生を追求する考え方になります。
ミニマリストと節約に関する記事は、以前の記事でも紹介していますので、良かったらご覧になってください。
子持ちでもシンプルな生活はできる
結婚したり、同居する家族がいたり、子どもがいたり、ライフイベントは常に変化していきます。私も結婚してまだ小さな子どもがいますが、子持ちであってもある程度シンプルな生活は継続できると考えています。
ただ、その中でも特に重要なのが収納に関してです。小さな子どもの場合、おもちゃや洋服などの物がたくさん増えてしまうため、物を減らすことも重要ですが、スペースを有効に活用することが必要です。また、子どもにとっても、自分のモノを整理整頓することで、自己肯定感や自立心を育むことができます。
子どもに関する収納術の基本
収納スペースを最大限活用するコツ
収納スペースを最大限活用するためには、まず整理整頓が必要です。不要なモノは捨てる・売る・あげ寄付するなどして、必要最小限のものだけを残すようにしましょう。また、収納スペースを上手に活用するために、収納ボックスや棚、引き出し、ハンガーなどをうまく使って、スペースを有効に使いましょう。
残す物と手放す物を判断する方法
親は子どもより整理整頓ができるため、ある程度残す物と手放す物の判断がつくと思いますが、子どもはそうはいきません。そんな時は、子どもと一緒にお片付けをすることを心がけてください。子どもと一緒にお片付けをして、子どもと一緒に残す物と手放す物を考えることで、整理整頓を促してあげてください。
子どものおもちゃや絵本の収納術
子どものおもちゃや絵本の収納方法は大切です。子どものおもちゃは増える一方で、その収納に悩むことも多いかと思います。ここでは、おもちゃや絵本の収納についてのアイデアを紹介します。
捨てる・売る・寄付する?おもちゃの選び方と断捨離のコツ
まず親からの目線としては、おもちゃの量を減らすために、捨てる・売る・寄付するの3つの方法があります。捨てる場合は、破損や汚れがあるものや使わなくなったものを処分しましょう。売る場合は、まだ使えるものをフリマアプリやオークションで販売するという方法があります。また、寄付する場合は、使えるものであれば、困っている子どもたちにあげたり寄付することもできます。
そして、おもちゃを選ぶ際には、子どもが長く遊べるものや、複数の機能を持つものを選ぶことが大切です。また、同じ種類のおもちゃは必要な数だけにすることで、収納スペースを節約することができます。
子どもが自分で片付けられるようにする工夫
子どもからの目線としては、子どもが自分で片付けられるように親が工夫してあげることも大切です。たとえば、おもちゃ箱や引き出しを使って、同じ種類のおもちゃをまとめることで、どこに何があるか分かりやすくすることができます。また、ラベルを貼っておくことで、子どもが自分で片付けやすくなります。
さらに、子どもがおもちゃを取り出した後には、片付ける前に次にすることを伝えることも有効です。たとえば、「次はお風呂に入る前におもちゃを片付けようね」と伝えることで、子どもが片付ける意欲が沸くかもしれません。
子どもが片付けて子どもが捨てるサイクルに
特に小さな子どもの頃は、身の回り全ての物に興味が沸きます。そのため物が増えていき、自分自身で持ちきれないほどの大切な物に溢れてしまうことがよくあります。
そんな時は、子ども自身に片付けをさせるようにしてみましょう。そうすると、おもちゃ箱におもちゃが入りきらないことが自分で分かるようになります。その際に、その中でより大切な物を選び、そうでないものを手放すことを選んでもらいます。
時には、全てが大切だから全てのおもちゃ箱いっぱいにぎゅうぎゅうに詰めてしまうこともあるでしょう。しかし、そのうちにどうしても溢れてしまう物が出てくるので、もう遊ばないものはそこで手放すよう誘導します。
人にあげるのも効果的
どうしても手放すことに対して心の整理ができない時は、人にあげるのも効果的です。たとえば下の兄弟にプレゼントして遊んでもらうであったり、親戚の小さな子どもにあげると、子ども自身の気持ちを大切にしつつ、お兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚や自身の成長を感じられるため、手放しやすくなります。
絵本の収納におすすめのアイデア
子どもに関する収納にとって、本の収納は重要なポイントです。本は、読んだ後も手元に残しておきたいものの1つであり、家中にあふれてしまいがちです。そこで、本の収納についても考えてみましょう。
一番は本の冊数を減らすことが大切です。読み終わった本は本棚に並べていき、子どもの成長に合わせて古いものから手放していくのが理想的です。
あとは、地域の図書館を有効活用するようにしてみてください。図書館であれば、そこに住んでいる住民であれば無料で利用ができて、本の種類も豊富にあり、何冊でも借りることができます。
毎回お店に行って選んで本を買うのも良いですが、図書館の方が多くの選択肢があり、場所も取らず、金銭的にも気にすることなく利用できるのは子育て世代にとってはとてもありがたいことです。
以上のように、本の収納にはいくつかのアイデアがあります。これにより必要なものだけを残し、整理整頓された生活を送ることができます。
子どもの洋服の選び方と収納術
ミニマリストにとって必要な洋服の種類と量
子どもの洋服は成長に伴って頻繁に買い替えが必要で、数が多くなりがちです。しかし、ミニマリストにとっては必要最低限の洋服だけを持ち、不必要なものを減らすことが大切です。洋服の量や種類に関しては、子どもの成長段階やライフスタイルに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。また、シーズンに応じた着替えの準備も必要です。
洋服の選び方と収納におすすめのアイデア
親の目線で洋服を選ぶときは、汚れやすさやお手入れのしやすさ、合わせやすさなどを考慮して、機能性の高いものを選ぶようにしましょう。また、シンプルなデザインのものを選ぶことで、長く使える洋服を選ぶことができます。収納に関しては、洋服を折りたたむよりもハンガーにかける方がシワができにくく、スペースも取らないためおすすめです。また、季節外のものは真空袋などで圧縮して収納することで場所を取らなくなります。
以上が、子どもの洋服の選び方と収納術についての基本的なアイデアです。ミニマリストにとっては、必要最低限のものだけを持ち、効率的に収納することが大切です。
好きな服は何度でも着させてあげる
一方子どもの方は、年があがるにつれて段々と服にも好みが出てきて、「この服が着たい」であったり、「この色が良い」といった意思が出てくると思います。そんな時は、基本的には何度でも着させてあげてください。
「洗濯が大変」とか「この服ばかりぼろぼろになる」とか、思うところは色々あると思いますが、その方が、服の総量を減らすことができますし、子どもとしても満足して生活することができます。着られた服としても、気に入ってたくさん着てくれたならそれだけで十分でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、時間を追うごとに増えていく小さな子どもに関する物の収納術について取り上げてみました。今回紹介したこれらの収納術を実践することで、子育て中のミニマリスト家族もスッキリとした暮らしを実現できます。
でも今の世の中、パパママの肩身は狭く子育てをするだけでも大変です。理想と現実が異なってくることもたくさんあると思います。もちろん収納も大切ですが、無理をしないこと、周りを頼ることもが一番大切だったりします。投資も節約も収納も、まずは自分を大切にして、できるところから取り組んでいきましょう。
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