他人には相談しづらい節約家計簿の付け方

物価は上昇するのに給料は上がらない。そんな現代において家計管理が厳しくなってきている方も多いと思います。それなのに多くの人々は、そもそも家計管理の方法についての知識がなく、無駄遣いをしてしまうことで、より苦しい思いをしています。

そこで今回は、家計簿と節約についての重要性や知識を紹介し、家計を効率的に管理し、より豊かな生活を送るための情報を紹介します。

この記事を読むことで、家計簿をつける方法やアプリの使い方を学び、自分に合った方法を見つけることができます。また、節約に効果的な方法やアイデアを知ることで、無駄遣いを減らし、貯金や投資などの資産形成につながります。さらに、家計簿と家計管理の違いや重要性を理解し、自分の家計の現状を把握することで、将来の計画を立てることができます。

はじめに

節約と家計簿の深いつながり

節約をするために家計簿をつけることは必須と言っていいでしょう。
なぜなら家計簿をつけることは、自分自身がどのくらいの収入があるか、どこにお金を使っているかが明確になるからです。支出の傾向や無駄遣いを把握することは、節約するために効果的な方法を見つけることにつながってきます。

また、節約をすることで、将来の不測の事態に備えることができますし、家計簿をつけることで、将来の資産形成や投資、子育てや教育費の負担軽減などにもつながります。

家計簿をつける方法とアプリの紹介

家計簿をつける方法

家計簿をつける方法は、手帳やノートに記録する方法や、パソコンを使ってExcel等で管理する方法、スマホを使ってアプリでつける方法などがあります。手帳やノートにつける場合は、日々の支出を手書きで記録しますが、スマホやパソコンを使ってアプリでつける場合は、アプリに自動入力された支出の情報を仕分けするだけで自動的に集計されます。
そのため、スマホの操作に不安がない方であればアプリで管理する方法が一番楽に家計簿をつけられます。ポイントは「支払いはカードに集約して現金を使わないこと」です。

おすすめのアプリ

おすすめの家計簿アプリとしては、マネーフォワード、マネーツリー、Zaimなどがあります。それぞれのアプリには、使いやすさや集計機能の豊富さ、UIの美しさなど、それぞれ特徴があります。価格については、無料のアプリや有料のアプリなどがありますので、まず無料版から試して自分に合ったアプリを探してみてください。

家計簿のつけ方と管理の仕方

事前にメリットを把握しておこう

家計簿をつける際は、つけることで得られるメリットについて事前に把握しておきましょう。家計簿をつけることで、自分の収支を客観的に見ることができたり、何にお金を使っているかが明確になるため、無駄遣いを減らしたり、節約のアイデアを思いつくきっかけにもなります。さらに、家計簿をつけることで、自分自身のお金に対する意識が高まることが期待できます。

家計簿をつける際の基本的なルールやポイント

家計簿をつける際には、ある程度マイルールを設定しておくとブレがなく継続することができます。いくつか汎用的なルールやポイントがありますので紹介します。

定期的に記録する

まず、定期的につけることが大切です。毎日つけるのが理想的ですが、忙しくて難しい場合は週に1回や月に1回でも構いません。また、収入と支出をバランスよくつけることも重要です。収入が多くても、支出が多ければ貯金はできません。逆に、支出を抑え過ぎると生活が苦しくなってしまいます。そのため、収支のバランスを意識しながら家計簿をつけることが大切です。

分類分けをする

また、家計簿には細かく分類して記録することが望ましいです。たとえば、食費を「食料品」「外食」「おやつ」などに分けてつけることで、どの項目にお金がかかっているかが明確になります。そのうえで、節約できるポイントがないかを考えることができます。

漏れなく記録する

さらに、現金やクレジットカード、ポイントなど問わず家計簿に記録することが大切です。せっかく努力して節約しても、記録できていない金額があると節約効果が分かりづらくなってしまう恐れがあります。

以上が、家計簿をつける際の基本的なルールやポイントについての解説です。家計簿をつけることで、お金の管理がしやすくなり、将来の生活に向けた安心感を得ることができます。

家計簿と家計管理の違い

家計簿をつけることがゴールではない

家計簿は、毎日の支出や収入を記録することで、自分たちの生活費をどのように使っているかの実態を把握することができます。一方で、家計管理は、その情報をもとに、無駄な支出の削減や、収入を増やすための方法を考えるなど、具体的なアクションを取ることで、家計の改善を目指します。

そのため、家計簿をつけただけでは節約にはなりません。家計簿をつけることで得た情報をもとに家計管理を進めることで節約が効果を生むようになります。

どちらが重要かではなく、どちらも重要

家計簿は、まず家計全体を把握するために必要なものです。家計簿をつけることで、現状の収支状況を正確に把握し、無駄な支出を減らすことができます。また、支出を減らすことで、将来的な貯蓄や投資のための資金を確保することができます。

家計管理も重要なことであり、将来の計画を立てることで、将来的な不安要素を排除し、安心して生活を送ることができます。家計簿をつけるだけでなく、家計管理にも取り組むことで、将来のライフプランを実現することができます。

そのため、家計簿をつける作業と家計管理はどちらが重要かではなくどちらも重要であり、バランスよく取り組むことが必要です。家計簿をつけることで、まずは現状を把握し、家計管理にも取り組んでいくことで、将来の安心した生活を実現することができます

家計簿をつけるメリットや効果

家計簿をつけるメリット

家計簿をつけることには、多くのメリットや効果があります。ひとつひとつを詳しく見ていきましょう。

支出の把握ができる

先程から何度も出てきていますが、家計簿をつけることで、どのようなところにお金を使っているかを把握することができます。自分が何にお金を使っているのかが明確になりますので、支出の無駄を省くことができ、無駄遣いをすることが少なくなります。

貯蓄ができる

家計簿をつけることで、支出をコントロールすることにつながります。毎月の収支を把握することで、自分がどれくらい貯金できるかを予測することができます。また、支出が把握できるため、無駄遣いをせずに貯金することができます。

家計管理がしやすくなる

家計簿をつけることで、家計管理がしやすくなります。収支を記録することで、どのようなところにお金を使っているかを把握できます。また、節約のアイデアや方法を探すことができ、家計を管理することができます。

消費の質を高めることができる

家計簿をつけることで、自分の消費の質を高めることができます。支出を記録することで、自分が何にお金を使っているのかを把握することができます。そのため、必要なものにはしっかりとお金を使い、無駄遣いをすることが少なくなります。

以上のように、家計簿をつけることには多くのメリットがあります。次に、実際に家計簿をつけたことで得られた効果について見ていきましょう。

実際に家計簿をつけることで感じられたこと

最初、家計簿をつけ始めて多くの方が感じることは「こんなにお金使ってたんだ！」だと思います。毎月の家賃程度は把握している方も多いと思いますが、毎月の支出全体を把握している人は意外と少ないです。そのため、自分自身が食費にどれだけお金を使っていて、飲み会にどれだけ参加しているか、何気ない買い物でどれだけ支出を増やしているか驚くと思います。

私も、初めて家計簿を付けた際には、月末になって「あれ？なんでこんなにお金使ってるんだ？？計算ミスか？」と思いましたが、家計簿を見返してみると「確かにあれも買ったし、これも買ったな…」というものばかり。それではお金も貯まりません。

でもそれに気付けたことで現在は、価値でものを判断して無駄な買い物が減るようになり、毎年100万円以上貯金や投資に回せるようになりました。

ただ、家計簿をつけることで得られる効果は人によって異なります。家計簿をつけること自体に抵抗がある人は、まずは手軽なアプリから始めることをおすすめします。また、家計簿をつける際には、無理をして細かくつける必要はありません。最初は自分に合ったペースで、続けられる範囲で家計簿をつけるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、家計簿の重要性に注目して家計簿をつける方法やアプリの紹介、節約の方法やアイデア、家計簿と家計管理の違いなどについて紹介してきました。

家計簿と節約の重要性や知識まとめ

家計簿をつけることは、自分たちのお金の流れを把握し、無駄な出費を省くためにとても重要です。家計簿をつけることで、どのくらいのお金を使っているのか、どこで節約できるのかが見えてきます。また、収入と支出が見えることで、次の節約のためのアイデアも浮かびやすくなります。家計簿をつけることで、今後のお金の使い方を見直し、貯蓄や投資など、将来の自分のためにお金を使うことができるようになります。

一方、節約については、お金を節約することができることはもちろんですが、その影響は自分だけにとどまらず、家族や社会にも及ぶことがあります。たとえば、無駄な出費をせずに節約をすることで、将来の子供たちのために貯金をすることができたりすることができます。

家計簿と節約は、お金に対する知識や意識を高めることで、より豊かな生活を送るために欠かせないものです。始めるには、まずは自分たちのお金の使い方を把握し、どこで無駄な出費をしているのか、どこで節約できるのかを調べてみることが大切です。

理想の未来に近づくために

初めて家計簿をつける人にとっては、最初は少し手間に感じたり、時間がかかったりするかもしれません。ただ、続けていくうちに自然と習慣になり、お金の管理がしやすくなります。

家計簿をつけることで、自分が何にお金を使っているか、どこでムダ遣いをしているかが明確になります。また、節約に取り組むためのモチベーションも上がります。ぜひ今日から家計簿をつけてみて、お金に関する自分の習慣を見直し、理想のライフスタイルに近づけてください。